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縮毛矯正実例

縮毛矯正のレシピ配布について思うこと

縮毛矯正のレシピ配布について
野坂 信二

ども、クセミカ主宰のっち(@kusegemaister)です。

主宰の使い方合ってる?笑

 

クセミカのアカウントをInstagramで作るまで、僕はInstagramというものにほとんど触れてこなかったんです。

この時代に生きる美容師なのに(笑)

 

そんな僕がInstagramでこんなポストをしてみました。

縮毛矯正のレシピ配布

うん、芳しいですね。

このポストをもう少し掘り下げながらダラダラの書き連ねさせてくだいませ。

縮毛矯正特化型オンラインサロンの台頭

最近、このクセミカ以外にもInstagramでのインフルエンサークラスのフォロワーを持つ美容師さんの縮毛矯正特化型オンラインサロンが新しく出来たりしているようです。

 

美容師の技術の中でもこれまで縮毛矯正というのは割と”異質”な存在だったのですが、ここ最近の髪質改善ブームもあり再注目されている技術なんですよね。

 

ずっとくせ毛や縮毛矯正と向き合ってきた僕みたいな変わり者的には、それ自体はすごく喜ばしいことだと思うのですが耳にする話が「危うさ」を含むものばかりで少し心配だな、と。

縮毛矯正のレシピ配布の闇に瞬時に疑問を持つ美容師であってほしい

ご存知の通り、今年の4月から美容師さん向けの縮毛矯正特化型オンラインサロンを初めてその1クール目が終わりを迎えようとしています。

第二期を始めるにあたってこれからサロン会費無料期間に突入するわけですが(?)

 

この半年間、僕も共同サロンオーナーのうえぽんも自分の施術の薬剤レシピを公開していないんですよね。。。

オンラインサロンに入っていない方は驚く方もいるかもしれないんですが、施術実例でさえ数例しかあげていなくて、その「レシピを公開している」という話を聞いて僕は逆に驚いてしまったくらい。

 

え?それに何の価値があるの?と。

 

なぜ僕らが薬剤レシピを公開しないのか。

それはそれがどんなに無意味なことで、どんなに無責任なことであるかがわかっているから。

薬剤レシピ公開は無意味

僕ら美容師は常日頃から薬剤に触れていますよね。

縮毛矯正はもちろん、カラーやパーマ、シャンプーやトリートメントに至るまで。

 

薬剤がなくては美容師の仕事が成り立たないくらいに美容師と薬剤というものは切っても切り離せない関係です。

そんな当たり前にあるものだからこそ、忘れてはならないことがあります。それが何かわかりますか?

 

それは「薬」というものは、扱い手によって良薬にも毒にもなり得るということ。

縮毛矯正剤でいえば、ツルツルサラサラの美髪にすることもできれば、ボサボサ切れ毛だらけのビビり毛にすることもできます。

 

同じ薬剤なのに、何でこのような差が生まれるのでしょうか?

それは扱い手である美容師の”力量の差”ですよね。

 

料理のレシピを知っただけで料理人になれるわけがないのと一緒で、レシピや手法だけでは測ることのできない”技術”というものが必ずそこには存在します。

 

それこそ縮毛矯正には薬剤レシピ以外にも無数の変数(仕上がりを決める要素)が無数にあって

  • 髪質
  • 髪のダメージ状況
  • 使っているヘアケア剤
  • 施術履歴
  • 薬剤の塗布量
  • 放置時間
  • 加温の有無
  • 処理剤
  • アイロン前の髪の水分量
  • 使用するアイロン
  • アイロンのプレス圧
  • スルー速度
  • 手法
  • 二剤
  • トリートメント
  • カット

などなど、大枠でパッと思いつくものだけでもこれだけのものが出てきちゃいます。

 

レシピを教える人、教わる人はこれら全てに共通の認識があって初めて意味を成すのが「薬剤レシピ」なわけです。

 

同業であるからといって認識も技術レベルも何もかも違う人間に薬剤レシピを公開したところで学びのない成功と他人のせいにできる失敗しか手に入りません。

僕が共通の認識、レベルの人とする同じレベルの「これ薬何でやった?」「あーね」の世界はここには絶対に存在しない。

高難度縮毛矯正に幻想です

Instagramの縮毛矯正インフルエンサーの方は、ブリーチ毛やハイダメージ毛の縮毛矯正ドヤッな方々がとても多いですよね。

確かにそれができるのは素晴らしいことだし、インパクトも大きいからそうなってしまうのは仕方ないんだけど

それって実際は”従来の縮毛矯正からパラダイムシフトしてない”からそう思うわけで、縮毛矯正の原理原則を教えてあげればそれって実は難しくないことだって理解できるはず。

 

、、、、あー。なるほど。だからレシピ配布なのか。

原理原則を知ったらレシピ教わりに課金し続ける必要ないもんな。。。

 

なんか書いてて急に悟りを開いたように気付いて「闇深ぇ〜。」と思ってしまった。笑

 

というか、この話題かなりやばくない?笑

縮毛矯正特化型サロン『クセミカ第二期』

クセミカ第二期は2021年1月スタート予定。

お知らせはInstagramのクセミカアカウントでするのでフォローしてお待ちください。

  • 3ヶ月の基本コース
  • 継続コース

の二つのコースを予定していて、継続コースは3ヶ月コースを修了した方の中からの希望者のみのコースとなっております。

 

詳しい情報は順次お知らせしていきます。

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