YouTubeで分かりやすく
クセミカサロンを終えて

くせ毛に悩んでいるお客様の味方になる為に

古谷 寛

XELVE(千葉)とGINO(北海道)の2拠点美容師として活動しています古谷です。

くせ毛に強いオンライン美容室のライターの一人として、近くのエリアでお悩みの方に届いて欲しいという願いで、お客様のお悩みに沿った解決方法を記事にしています。

今回はお客様のお悩みに沿ってというより、お客様のお悩みを解決する為に【美容師向け】『くせ毛の味方になる為のオンラインサロン』に加入するきっかけと、半年間学んできて。という内容で記事を書いていこうと思います。

 

施術に失敗しくせ毛の悩みに解決できなかった

 

まず初めに。

『くせ毛に強くなろう!』そう思ったのは2014年でした。

当時24歳。スタイリストになって1年半。日々お客様を担当していく中で、指名をしてくださるお客様も増えてきて、『俺めちゃくちゃ上手いな』って思って仕事をしていたんですよ。

[chat face=”個人写真-e1600434021390.jpg” name=”ヒロシ” align=”right” border=”none” bg=”gray” style=”maru”]今過去の自分を見ると、ぶん殴りたくなるくらいめちゃくちゃ下手くそだったなって思うんですけどね。。。そのときは全力で思ってました。。。そのときは。。ハハ [/chat]

ある日、1年くらい担当していた50代のお客様からのご予約が入り『本当は伸ばしていたけど広がったり傷んで見えるからどうにかしたい。』とのことでした。このお客様は『どこの美容室に行っても綺麗に伸ばせない』と1年前にご来店くださいました。

伸ばしていたのも知っていたので、毎月カラーは白髪染めリタッチカラーのみ。痛ませたくなかったから3ヶ月に一度根元のストレートパーマ(いわゆるコスメストレート)を繰り返していました。美意識が非常に高く、綺麗に伸ばしたかったから毎月トリートメントしており、おすすめしたシャンプーや流さないトリートメントなどの商品もほとんど使ってくれていて。『これでなんで綺麗にならないで傷んでしまうんだろう。』と本当に心境的にそんな感じでしたね。当時全然わからなかったんです。

ご予約当日、ご来店し状態を見て【3回ほど根元のみでかけていたストレートパーマが落ちてクセが出ている】という判断になりました。広がったり傷んで見える理由はソレだ!と。せっかくここまで伸ばしたので今回は毛先までストレートパーマをかけましょう!そうすれば綺麗に見えます!と。結果的にはこれが落とし穴でしたね。

結果は皆さんの想像通り。撃沈。広がりも収まらなければ艶なんて皆無。乾かしてる時点で汗が止まらなかったですね。その後結局切ることになり、申し訳ない気持ちしかなかったです。お客様には『時間かかるかもしれませんが絶対に上手くなるので、また来て欲しいです。』って言いました。もちろん料金なんていただく気もなかったです。だけど『息子と同じくらいの年齢で頑張って欲しいし、お金は受け取って。またくるね!』って。このとき心の底から上手くなろうって誓いました。

でも現実問題上手くなり方がわからなかったんです。今までストレートや縮毛矯正を理論的にしっかり教えてもらったことがなかったから。

その時の薬剤の選び方や施術はこんな感じでした。

エイジング毛ですぐ軟化するし時間置けないけどクセも強いし、まぁハード(H)くらいかな。傷ませたくないからコスメストレートにして10分くらいですぐ流そう。

手当たり次第講習会に参加する

 

[chat face=”個人写真-e1600434021390.jpg” name=”ヒロシ” align=”right” border=”none” bg=”gray” style=”maru”]本当に解決の仕方がわからなかった。くせが強いのにすぐ軟化するから時間置けないし。大体どのお客様も『次こうしてみよう。』とか『こうしたらもっと良かったかも。』とか出てくるんですよ。なのになんも出てこなかったんです。 [/chat]

自分だけの力では本当に解決は不可能だと判断しました。

そこで美容ディーラーさんが開催するヘアケア講習や縮毛矯正・ストレート講習にひたすら行きまくりました。でもどの講習会に行ってもコレだ!って思えるようなものではなかったんです。

このままでは解決してあげられない。そう思いながらSNS(facebook)を開いていたら、当時地元の知り合いの美容師さんがーラー主催ではなく美容師主催の縮毛矯正の講習会に参加していたんです。もう光の速さで友達申請しましたね。

そこから美容師主催の講習会に積極的に参加しました。縮毛矯正で言えば、内容の濃さや技術力はまさに求めていたもので、お金全然なかったんですけど東京だろうが行きまくりました。嫁には本当に苦労かけてましたね。。ハハ。。。。

3,4年ほどいろんな縮毛矯正やトリートメントの商材や原料買いあさってました。

続けていくうちに以前の自分に比べると格段に上手くなったんです。でもめちゃくちゃ上手くいく時と、上手くいかない時が合って安定はしなかったです。これお客様にも申し訳なかったですが、自分の精神的にもちょっとキツかったです。

美容師向けクセミカサロンと出会う

 

SNSで講習会に行きまくってた時にひたすら美容師さんと繋がりを持ちました。年齢的にも若かったというのもありSNS上でみんないじってくれるんです。それがきっかけで本当にいろんな美容師さんと交流を持ちました。そこでクセミカサロンのオーナーの一人【上原さん】と出会いました。

出会ってから数年たち美容師向けオンラインサロンを立ち上げることを知り、すぐ入会しました。結果的にいうとこれが技術力を飛躍的にあげるきっかけになりました

オンラインサロンに入ってからはくせ毛の種類・理論やアイロンの基本動作、考え方を教えていただきました。『え?それだけ?』と思う方もいるかもしれませんが、僕にとってはこれがすごく新鮮だったんです。

[chat face=”IMG_0072.png” name=”くふわん” align=”left” border=”none” bg=”red”] 縮毛矯正の基本って教えてくれるところ少ないからね![/chat]

美容師は全て基本の上に成り立つ

 

今までもいろんな講習会に行ってきました。『こういうものを使うとこういう質感になる』『こんなやり方もある』『こういうアプローチ方法があってこれをするのがおすすめ』『これを使ったほうがいい』というようにどの講習会もそれぞれの講師のやり方を教えていただきました。

僕にとっては全てが勉強になり上達するきっかけになったのですが、基本を教わったことはなかったんです。当たり前ですよね基本ありきなんですから。

[chat face=”個人写真-e1600434021390.jpg” name=”ヒロシ” align=”right” border=”none” bg=”gray” style=”maru”]カットで例えるなら、『いろいろなスタイルの作り方を教えてもらったけど、ハサミの使い方やコームの使い方シェープの仕方は知らなかった。』みたいな感じですかね。 [/chat]

[chat face=”IMG_0074-1.png” name=”くふわん” align=”left” border=”none” bg=”red”] 上手くいく時もあれば上手くいかないこともあったのは基本が無かったからだね![/chat]

クセミカ半年間を満了して

今まで受講してきた講習会は受けてきて良かったなと思っています。

僕にとっては全てが点でたくさんの点を学んできたからこそ、クセミカで学ぶことで全てを線で結ぶことができました。

[chat face=”個人写真-e1600434021390.jpg” name=”ヒロシ” align=”right” border=”none” bg=”gray” style=”maru”] 僕自身基本を知れたことでスタッフにも伝えていけるようになり、いろんな商材や道具・やり方に左右されることなく、悩んでいるお客様を綺麗にすることができるようになりました。今は本当に使うものはなんでもいいです笑[/chat]

いいものを使っていたら綺麗になるわけでもないし、大切なのは物ではなく事。仕事をする上での軸だと気付きました。物が替わろうともブレない根本的な軸。基本。

[chat face=”IMG_0075-1.png” name=”くふわん” align=”left” border=”none” bg=”red”] 基本を疎かにして、手段や薬剤のレシピを学んでも条件が変われば全てが0からのスタートになるよ! [/chat]

クセミカのオンラインサロンは上手くなろうと思えば上手くなれるし、傍観して情報だけ貰おうとしても上手くはなれない。そんなオンラインサロンでした。当たり前ですよね。技術ですもん。レシピなんて出てこないし練習しないと上手くなんてなれないんですよ。同じ薬剤使っても同じ仕上がりになんてならないんですよ。それに今気付けて良かったなって。

オンラインサロンの半年間そんな感じです(^^)

[chat face=”個人写真-e1600434021390.jpg” name=”ヒロシ” align=”right” border=”none” bg=”gray” style=”maru”]時期も期待! [/chat]

 

https://kusemika.com/furuyahiroshi-lp/

ABOUT ME
記事URLをコピーしました