ブリーチしたら縮毛矯正ができないなんて知らなかった
ども、クセミカ主宰のっち(@kusegemeister)です。
東京表参道でくせ毛専門美容師をする傍ら
を運営させて頂いております!
詳しくはそれぞれのリンクをご参照ください!
ブリーチと縮毛矯正の相性はとても悪いです。
ブリーチている髪に縮毛矯正をかけることがある意味タブー視されていて、ブリーチ毛の縮毛矯正は徹底して断るというお店が大半なくらい。
これ、知ってましたか?
今回もブリーチ毛に縮毛矯正をかける実例を紹介させていただきながら解説していきますね!
ブリーチをするまでそのことを知らなかった
ブリーチ毛に縮毛矯正をかけること自体が美容師業界ではタブー視されてしまっているので、ブリーチをした時点で縮毛矯正を諦めなきゃならないという図式が出来上がってしまいます。
[chat face=”IMG_0076-1.png” name=”くふわん” align=”left” border=”none” bg=”red”]えー、そうなの!?[/chat]
[chat face=”nG-sxwag_400x400.jpg” name=”のっち” align=”right” border=”none” bg=”gray” style=”maru”]うん。だから基本的にはブリーチを取るか、縮毛矯正を取るか、どちらかを選ばなければならないんだ。[/chat]
僕は今回だったり、他にもブリーチ毛の縮毛矯正の記事を挙げているけどこれは世間一般の美容師にはなかなかできるものではないんです。。。
[jin-fusen3 text=”BEFORE”]
人生初のブリーチで2回ほどしたんだそう。
髪質的にはかなり赤味が強いはずなので、綺麗に抜けているということはかなり強めな薬剤を使ったか、時間をかけてゆっくり抜いていったんじゃなかなーと予想。
聞いてみたけど、ゲストはよく覚えていなかった。笑
このブリーチの後に縮毛矯正を美容師さんにお願いしたら
[chat face=”man1″ name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]ブリーチしたから縮毛矯正はもう出来ないよ。[/chat]
と言われてしまったんだそう。
[chat face=”IMG_0075-1.png” name=”くふわん” align=”left” border=”none” bg=”red”]先に言ってくれればよかったのに![/chat]
[chat face=”nG-sxwag_400x400.jpg” name=”のっち” align=”right” border=”none” bg=”gray” style=”maru”]そうなんだよね。美容師さんがブリーチをする前に注意事項として、ブリーチしたら縮毛矯正は出来なくなるよと伝えていれば未然に防げたかもしれないんだ。[/chat]
毛先数センチは縮毛矯正はすでにかかっていたのでブリーチをする時点で、根元がくせ毛、毛先が縮毛矯正という状況になっていたので美容師さんはひと目で分かったはず。
こんな風にブリーチをした後で、ブリーチした髪には縮毛矯正ができないことを知ったという話をよく耳にします。
美容師さんちゃんと言ってあげて。
縮毛矯正→ブリーチなら少しイージー
ブリーチに傷んだ髪に縮毛矯正をかけるので非常に難しい。
[chat face=”IMG_0078-1.png” name=”くふわん” align=”left” border=”none” bg=”red”]じゃあ逆は?[/chat]
[chat face=”nG-sxwag_400x400.jpg” name=”のっち” align=”right” border=”none” bg=”gray” style=”maru”]少しイージーになります。[/chat]
縮毛矯正もブリーチも特殊かつ難しい技術なので、この二つを組み合わせると一歩間違えれば断毛してしまう危険性があります。
でもどちらかというと縮毛矯正をかけてからブリーチをする方が少し難易度は下がります。
それでも縮毛矯正後のブリーチは色が抜け難かったり、その後の縮毛矯正施術の考慮が必要だったりと色々デメリットはあるんだけどね。
でも順番を変えるだけで不可能が可能になるので、大きな進歩!
ここまで深い話をブリーチをする前に長期的に見据えてカウンセリングをしていく必要があるんということなんですよね。
[jin-fusen3 text=”AFTER”]
こんな感じに仕上がりました。
癖は綺麗に伸びて、今回はカットしていないのになんか全然違う髪型になりましたね。笑
縮毛矯正直後は念のため、シャンプーを控えてもらっているので乾かす前にアルトオイル、乾かした後に手櫛でvoiを付けてフィニッシュ
縮毛矯正とブリーチは長期的な目線で考えなければならない
縮毛矯正とブリーチは
- 髪に負担が大きい
- 年単位で髪に残り続ける
という特徴があります。
どちらも髪に負担が多く、それ以降の施術に大きな影響を及ぼします。
縮毛矯正やブリーチをしてから数ヶ月経てばダメージがなくなると勘違いされる方も多いですが、それは多くの間違い。
今回のメンズゲストの髪の長さでも、今後1年ほどはブリーチの影響を受け続けることでしょう。
ショートボブ程度なら1年半、ロングなら3年以上影響し続けます。
つまり、ブリーチも縮毛矯正も時間の経過で落ちることもなければダメージが緩和されることがないため切り落とさない限りはその影響を受け続けるということです。
ダメージはもちろんのこと、今回のようにブリーチしているからできない、といった弊害が出てしまいます。
だからこそそれらを可能な限り、施術をする前にしっかりとカウンセリングをするということがすごく大切なんです。
美容室での失敗の9割はカウンセリング不足にあります。
美容師とゲストの間で必要な事柄や認識、イメージの共有がなされていないために起こるものなのでなるべく美容師さんとは施術に入る前に不安なことはないようにしていくことが何よりもお互いのため。
[chat face=”man1″ name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]失敗して髪ボロボロにしたろ![/chat]
なんて美容師はこの世にひとりもいないはずですからね。
僕の場合は初めてご来店される方の場合、30分〜1時間ほど余分に多く時間を確保してカウンセリングや毛髪診断に当てて、なるべくそういう事故が起きないように配慮をしています。
東京、関東近辺のくせ毛の方はぜひご相談ください。