こんにちは。京都府宮津市で理美容師をやってます市田智大(@itchy_ddy)と申します。
今回も縮毛矯正のリアルなお客様施術例をご紹介させて頂こうと思っております。
(他の記事は市田智大の記事一覧をご覧下さい)
では解説いたします。どうぞよろしくお願いします。
【お客様施術例】くせを生かすのではなく、くせを無くすという選択
当店では縮毛矯正メニューをストレートエステという名前で提供しております。
そんな縮毛矯正(ストレートエステ)のリアルなお客様施術例です。
ご来店いただいた時の状態がコチラ。
バック↓
右サイド↓
左サイド↓
この髪をキレイに伸ばしていきましょう!
今回のお客様は1部分(顔周り)だけ縮毛矯正を当てていたという履歴がありました。
それ以外はくせを生かすという方法でスタイリングされていたそうです。
ただ、ネット検索で綺麗に収まっているショートボブのスタイルを見たら憧れの気持ちが湧いてきたらしく当店へご来店下さいました。
ナチュラルで綺麗、かつ収まりの良いショートボブに変身するお手伝いしっかり務めさせていただきます!
ショートボブくらいの長さで縮毛矯正をする際に気を付けなければならない・注意したいのは毛先がシャキーンとツンツンの真っ直ぐになり過ぎる事です。
これが嫌で縮毛矯正を敬遠するお客様も多いのではないでしょうか。
最近の縮毛矯正ではちゃんと施術すれば大丈夫である事が多いです。
言い換えると《美容師の能力次第》とも言えます。
薬剤選定・塗布技術・アイロン操作など、縮毛矯正にはたくさんの技術が必要なのですが、それらをキチンと当てはめてそのお客様の最適解を導いて施術すれば毛先に丸みを帯びた柔らかで自然な縮毛矯正を提供する事ができます。
今回のお客様は全体に縮毛矯正の履歴がないナチュラルな状態だったので、そんな自然な仕上がりを目指します。
またこれに加えて、今回はベホマトリートメントと呼ばれる処方を同時進行させていきます。
≪ベホマトリートメントとは≫
毛髪内部に留まる、凍らない・抜けない水分《結合水》を増やして保水力がアップすること、つまり毛髪の水分量を上げて潤いを与える整毛トリートメントです。
ベホマトリートメントについてはこちらの記事でもご紹介されているのでご参考ください↓

では、気合い入れて施術させていただきます!
仕上がりがコチラ。
バック↓
右サイド↓
左サイド↓
かなり落ち着きましたね!
ビフォーアフターで比べたら更に一目瞭然!



くせを生かすスタイルも素敵ですが、くせを綺麗に無くすと毎日が楽チンになりますね。
ツヤが分かりやすい動画も撮らせていただきました。
くせを生かすのももちろん正解の1つですが、くせを無くすというのも毎日のスタイリングが楽になります。
上手に縮毛矯正をあてれば自然な丸みを帯びたツヤツヤなショートスタイルも作れますよ💇♀️✨#縮毛矯正#ベホマトリートメント#クセミカ pic.twitter.com/8NMPFPs9hl
— イッチー/美容師×理容師×京都宮津 (@itchy_ddy) September 23, 2020
ぜひクリックしてこの圧倒的ツヤをご確認ください!
このお客様がご来店下さってから1ヶ月が経過した時に状態を尋ねてみました。

洗髪後、朝もとても手入れが楽です。
1ヶ月経っても経過が良く、気に入って下さっていたので安心しました。
長い目で見て手入れが楽になるというのはストレス解消にもなりますよね。
《くせを生かす》《くせを無くす》どちらも正解ですが、日々のライフスタイルや髪質に合わせてより良い方向性をご提案させていただきます。
ご来店ならびに返信ありがとうございました。
縮毛矯正のオススメ周期
1度縮毛矯正を当てたら2回目以降はリタッチ矯正と呼ばれる《伸びてきた根元のくせ毛にだけ縮毛矯正を当てる》という施術が基本となります。
ではこのリタッチ矯正をどのくらいのペース(頻度)で行うのが良いのか。
そのおおよそを表でまとめました。
クセ強 | クセ中 | クセ弱 | |
short | 3ヶ月 | 3ヶ月~4ヶ月 | 4ヶ月 |
medium | 3ヶ月 | 4ヶ月 | 4ヶ月〜6ヶ月 |
long | 3ヶ月~4ヶ月 | 4ヶ月 | 6ヶ月〜12ヶ月 |
もちろんこれはあくまで目安であり、実際はこれに加えて毛量・太さ・ダメージ・カラーの頻度なども加わった上での総合的な判断となります。
次回いつリタッチ矯正するべきなのかも含めて担当の美容師さんと相談して、お客様にとってベストな周期を見つけましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。